フィリピン科学技術省(DOST)傘下の**フィリピン
国家科学技術アカデミー(NAST PHL)**は、
プラスチック汚染への持続可能な解決策として、
海藻由来バイオプラスチックに関する研究開発
(R&D)をさらに強化するよう呼びかけています。
(GMAニュース)
今月初めに開催された第48回年次科学会議
(Annual Scientific Meeting)で、生物有機化学者の
マルコ・ネメシオ・モンターニョ氏と、バイオ燃料専門家・
化学者のエルネスト・デル・ロサリオ氏は、海藻は
バイオプラスチックへと加工できる**バイオポリマー
(生体高分子)**の豊富な供給源であると説明
しました。
これには以下のような成分が含まれます。
カッパフィカス(Kappaphycus)やユーカマ(Eucheuma)
から得られるカラギーナン
ホンダワラ属(Sargassum)から得られるアルギン酸塩
(アルギネート)
寒天(アガー)
フコイダン
両氏は、バイオプラスチックとは、海藻などの再生可能な
生物資源から作られ、自然の作用によって無害な物質へ
分解されるよう設計されたプラスチックであると定義して
います。
デル・ロサリオ氏は次のように述べています。
「私たちは、海藻栽培のために利用可能な海洋資源の
ごく一部しか活用していません。フィリピンには広大な
排他的経済水域(EEZ)があり、バイオポリマーの原料
となる海藻を栽培できます。そのため、フィリピンは
バイオプラスチックの主要生産国となる可能性を秘めて
います。」
フィリピン科学技術省(DOST)によると、フィリピンは
世界第4位の海藻生産国であり、世界全体の生産量の
4.2%を占めています。国内生産の大部分は、紅藻類の
一種であるKappaphycus alvarezii(カッパフィカス・アルバレジイ)
によるものです。
デル・ロサリオ氏はさらに、気候変動に強い海藻品種の発見・
育成を進めることで、生産コストを抑えながら安定した供給を
実現するためには、さらなる研究開発が必要だと述べました。
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