マルコス大統領は10月10日(土)、テマセク財団と
アヤラ・コーポレーションの招待を受け、5日間の実務
訪問の一環として、シンガポール原子力研究・安全
研究所を訪問し長年稼働せずに放置されている
バターン原子力発電所を振り返り、建設計画が
中止されたことへの失望を表明しました。
(バターンの原子力発電所)
故フェルディナンド・マルコス・シニア元大統領は1976年、
20億ドルを超える費用を投じてバターン原子力発電所を
建設するよう命じ1986年の時点で、すでに最初の2段階に
入っていたものの稼働する事はありませんでした。
このプロジェクトは発電所の立地が主要な地震断層の上に
あり1986年のチェルノブイリ原発事故を受け、計画が凍結
されました。
1991年ピナトゥボ火山の噴火は70キロ離れたこの原子力
発電所には影響は無かったという事です。
フィリピン・エネルギー省は、6月のフィリピンの電気料金が
東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の中で最も高かった
と発表しています。
シンガポールの住宅向け平均料金は1キロワット時(kWh)
当たり12.34ペソ、フィリピンでは12.43でした。
電気料金を何とか下げたいという思いからの発言ですが
バターンの立地は断層の上にある事を考えるとアンヘレス
で生活している者にとっては心配です。
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