2026年10月11日日曜日

マルコス大統領、バターン原子力発電所の建設中止に失望

 

マルコス大統領は10月10日(土)、テマセク財団と

アヤラ・コーポレーションの招待を受け、5日間の実務

訪問の一環として、シンガポール原子力研究・安全

研究所を訪問し長年稼働せずに放置されている

バターン原子力発電所を振り返り、建設計画が

中止されたことへの失望を表明しました。



(バターンの原子力発電所)


故フェルディナンド・マルコス・シニア元大統領は1976年、

20億ドルを超える費用を投じてバターン原子力発電所を

建設するよう命じ1986年の時点で、すでに最初の2段階に

入っていたものの稼働する事はありませんでした。


このプロジェクトは発電所の立地が主要な地震断層の上に

あり1986年のチェルノブイリ原発事故を受け、計画が凍結

されました。


1991年ピナトゥボ火山の噴火は70キロ離れたこの原子力

発電所には影響は無かったという事です。


フィリピン・エネルギー省は、6月のフィリピンの電気料金が

東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の中で最も高かった

と発表しています。


シンガポールの住宅向け平均料金は1キロワット時(kWh)

当たり12.34ペソ、フィリピンでは12.43でした。


電気料金を何とか下げたいという思いからの発言ですが

バターンの立地は断層の上にある事を考えるとアンヘレス

で生活している者にとっては心配です。


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